国土交通省は2019年4月4日(木)、国際民間航空機関(ICAO)のリウ・ファン事務局長が表敬訪問、阿達政務官と会談したと公表しました。リウ・ファン事務局長はICAO初の女性事務局長です。
ICAOは1944年に締結された国際民間航空条約、いわゆるシカゴ条約に基づき、1947年4月に国際民間航空に関する原則と技術を開発・制定し、健全な発達を目的に発足しました。本部はカナダのモントリオールで、国際連合経済社会理事会の専門機関の一つです。2008年の時点で加盟国は190カ国、日本は1953年に加盟しています。
会談では、ICAOの活動と日本の航空安全への取組みについて意見交換が実施されています。
なお、リウ・ファン事務局長は同日、外務省の鈴木政務官を表敬し、これまでの日本の貢献について謝意が表明すると同時に、引き続き日本との関係を強化したい旨が述べられました。また、ICAOの日本人職員の増強について鈴木政務官が取組促進への期待を示し、事務局長もより多くの優秀な日本人がICAOを志望することに期待感が示されました。