APOC、クラウドファンディングで737を2機購入 解体し部品供給

APOC、クラウドファンディングで737を2機購入 解体し部品供給

オランダで航空機の部品販売を手がけるAPOCアビエーションは2019年5月9日(木)、航空機や鉄道のリースを手がけるインフィニティ・トランスポテーションから737-700を2機、購入したと発表しました。

購入機は製造番号(msn)「34303」と「20752」で、1機はボーイング・ビジネス・ジェット(BBJ)仕様で運航していました。APOCアビエーションは購入した2機をドイツの2箇所で解体し、部品はスキポール空港のAPOC施設に運び、個別に修理やオーバーホールとして選別、提供されます。

APOCアビエーションは、今回初めて737-700を購入し、これまで取り扱ってきたA320ファミリーと合わせ、世界で運航する旅客機の50パーセントをカバーできるとコメントしています。また、737シリーズやA320ファミリーなど、世界でもっとも多く運航されている機体を取り扱うことは、現在の市場だけでなく、将来の貨物機転用などにも、部品の需要があるとみています。

なお、今回購入された2機は、クラウドファンディングで資金が集められました。

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