ルフトハンザドイツ、世界初のIATA 「ワンオーダー認証」を取得

ルフトハンザドイツ、世界初のIATA 「ワンオーダー認証」を取得

ニュース画像 1枚目:ルフトハンザグループ
© ルフトハンザドイツ航空
ルフトハンザグループ

ルフトハンザドイツ航空は2019年5月13日(月)、世界で初めて国際航空運送協会(IATA)の「ワンオーダー (ONE Order) 」認証を取得したと発表しました。

「ワンオーダー」は、商品と顧客のニーズと連携させ、顧客の予約体験を大幅に簡素化できる、加盟航空会社のフライト予約と会計処理を近代化するイニシアチブです。

このアプローチのもとでは、「オーダーID」として知られる1つの参照番号を旅行者に発行し、これまで別々に取り扱いが必要だった、他の提携航空会のフライトや、ホテル、レンタカーなど全てを統合した予約管理が可能となります。

ワンオーダーは、XMLをベースとし、航空会社と他の旅行プロバイダー間のコミュニケーションを発展させた、国際航空運送協会(IATA)が提唱する航空券販売のための新通信規格「NDC(New Distribution Capability)」により可能となっています。

ルフトハンザドイツ航空は、ルフトハンザ・システムズとの1年間における試験プロジェクトが無事完了したことから、今回、ワンオーダー認証を取得しました。同プロジェクトの目的は、全ての商品提供と予約処理をNDCとワンオーダー基準のみを使用し、実施することでした。

認証取得に際し、NDCとワンオーダーを導入することにより、ルフトハンザ・グループは航空産業が近代化したデジタル・リテール体験への歩みを手助けしてくれていると、IATAはコメントしています。

メニューを開く