TAPポルトガル航空は2019年5月11日(土)、同社初のA321LRをプラハ線で運航開始しました。A321-251NXの機体番号(レジ)「CS-TXA」が投入されました。
TAPポルトガル航空は、A320neoを6機保有しており、この機種をベースにした航続距離延長型のA321LRはナローボディで同社では初めての機材です。この新機種は、大西洋横断路線を運航でき、長距離機材が提供するプレミアムな快適さも提供できます。シングルシート4席を含むビジネス16席に加え、エコノミーではA330neoと同等の広いスペースを用意しています。
TAPポルトガル航空は14機のA321LRを発注、今回の機材はその1機目で、最大168人が搭乗できます。TAPポルトガル航空はA330neoとともに、A321LRの導入で、中長距離路線を強化します。なお、TAPはエアバスが開発したneoファミリーのうち、A330neoとA321LRを両方運航する世界で初めての航空会社です。
TAPポルトガル航空は2019年に計37機、2025年までに計71機を受領予定で、機材更新により、新たなデスティネーションへの就航や増便を計画しています。