大阪国際空港保安委員会は2019年5月13日(月)、伊丹空港で「不法侵入事案対処訓練」を実施しました。この訓練は、「G20大阪サミット2019」などの国際的イベントの開催に向け、空港のテロ対策強化の一環として、不法侵入事案が発生した際の犯人確保等の対応措置を迅速かつ的確に実施し、関係機関との相互連携について確認することが目的です。
場所は制限区域内の第7エプロン付近で、14時から15時ごろまで実施されました。当日は、伊丹空港制限区域出入ゲートで工事車両を入場させる手続きを行っていたところ、警備員の隙をついて、車両阻止アングルのすき間から、バイクに乗った男1名が侵入、エプロン地区を横切り、滑走路方面へ逃走したという想定で実施されました。
訓練には、国土交通省大阪航空局大阪空港事務所、大阪府豊中警察署、兵庫県伊丹警察署、関西エアポートなど、計25機関が参加しました。