JR東日本は2019年5月15日(水)、羽田空港アクセス線(仮称)の「環境影響評価調査計画書」を東京都に提出しました。
「羽田空港アクセス線(仮称)」の構想は、新宿方面に向かう「西山手ルート」、東京駅に向かう「東山手ルート」、有明、新木場方面に向かう「臨海部ルート」の3ルートが挙げられています。今回、「環境影響評価調査計画書」が提出された区間は、このうちの「東山手ルート」の約7.4キロメートルと、3ルートが合流した全く新たな路線となる「アクセス新線」の約5キロメートルです。
「東山手ルート」は、山手線田町駅付近から分岐する貨物線「大汐線」を経由し、東京貨物ターミナルまでを結ぶ線路を改良します。「アクセス新線」は、東京貨物ターミナル~羽田空港までの区間です。
「環境影響評価調査計画書」には、事業内容、環境影響評価項目、調査・予測や評価手法などが記載されています。5月30日(木)から6月10日(月)までの期間、東京都庁や港区、品川区、大田区の各区役所などで縦覧でき、5月30日(木)以降は東京都環境局のウェブサイトで閲覧できます。