エアバス、デルタ航空に12,000機目の製造機を納入 節目はA220

エアバス、デルタ航空に12,000機目の製造機を納入 節目はA220

ニュース画像 1枚目:12,000機目の納入となったA220-100
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12,000機目の納入となったA220-100

エアバスは2019年5月20日(月)、社史50年で12,000機目の機体を納入したと公表しました。区切りの機体は、カナダのミラベルで最終組み立てが行われ、デルタ航空に引き渡されたA220-100でした。この機体は、ミラベルからアトランタにフェリーされています。

エアバスは1974年5月10日(金)、初めて製造した機体として、「F-BVGA」として登録されたA300B2-1Cをエールフランスに納入しました。2010年までの36年間で、エアバスは6,000機目を納入しました。その納入ペースはその後、加速し、9年で倍となる12,000機目の納入に到りました。機種別にはA300が870機超、A320ファミリーが9,000機超、A330/A340が約900機、A350XWBが約300機、A380がおよそ260機、A220がおよそ50機となっています。

今回、大台を記録したA220プログラムは、エアバスが2018年7月にグループ傘下に納めました。アメリカの航空会社に引き渡すA220を製造する工場をアラバマ州モービルで着工、2020年に開設を予定しています。

デルタ航空には、2018年10月にA220初号機を納入して以来、12機を引き渡しており、計90機の確定契約を締結しています。

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