成田空港、国内空港初の警備ロボット導入へ ターミナル巡回警備で

成田空港、国内空港初の警備ロボット導入へ ターミナル巡回警備で

ニュース画像 1枚目:自律走行型巡回監視ロボット セコムロボットX2
© セコム
自律走行型巡回監視ロボット セコムロボットX2

成田国際空港(NAA)は2019年6月から、国内空港で初めてターミナル巡回警備の一部に自律走行型巡回監視ロボットを導入します。導入されるのは「セコムロボットX2(エックスツー)」で、第1ターミナルと第2ターミナルに各2台の配置が予定されていますが、6月から9月までは各1台を配備します。セコムとしては、「セコムロボットX2」サービス提供の第1号契約先です。

東京2020オリンピック・パラリンピックに伴う、館内警備の更なる強化を目的に、これまで警備員の目で実施していた巡回監視業務に、ロボットのカメラを通じた画像監視が加わることで、人とロボットの力を融合させ、より高度で効率的な館内警備を実現します。

完全自律走行、全方位カメラによる監視、放置物の有無など画像解析による異常検知、緊急時にはロボットを介した顧客と監視室との通話、熱画像センサーを実装した点検用のアームを特徴としており、移動速度は最大時速10キロメートルで、通常は時速4キロで走行します。走行可能距離は約12キロメートルです。

成田空港は一層の警備強化に取り組むとともに、ロボット等の最先端技術を活用し、「安全・安心・快適」な空港を目指します。

期日: 2019/06/03から
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