岩国空港の「萩美術館・浦上記念館すぽっと展示」で2019年5月28日(火)、展示作品の一部入れ替えが行われました。新たに加藤清和さんの「三彩」が加わり、2019年7月28日(日)まで展示されます。
加藤清和さんは京都の伝統陶家を継ぎ、唐三彩の鮮やかな色釉の釉流れや釉交じりの美質を探求する陶芸家です。化学的見地から技法を見直して独自の作風を立て、唐三彩にはなかった、滑らかで潤んだような透明感のある彩釉を表現しています。
萩美術館・浦上記念館は1996年に開館した浮世絵、東洋陶磁、陶芸を専門とする美術館です。2016年に開館20周年を迎え、同館所蔵の伝統工芸や近現代陶芸作品を岩国空港で展示し、空港利用者にその魅力を広くPRしています。