成田空港、新たに3つのコミュニケーションツール導入 不安軽減で

成田空港、新たに3つのコミュニケーションツール導入 不安軽減で

ニュース画像 1枚目:ユニバーサルデザインを考慮した3つのツール
© 成田国際空港
ユニバーサルデザインを考慮した3つのツール

成田国際空港(NAA)は2019年5月30日(木)、ユニバーサルデザインの向上を目指し、3つのコミュニケーションツールを導入しました。

導入したツールは、「問い合わせシート」「保安検査場コミュニケーション支援ボード」、空港予習冊子「なりたくうこうからりょこうへいこう!」で、障害のある方などに協力してもらい、完成しました。このツール導入で、利用者の空の旅への不安を軽減する狙いです。

「問い合わせシート」は、すべての利用者に向けて空港内や交通などの案内、ピクトグラムでの指さしや筆談などのメモを利用し、コミュニケーションを図ります。「支援ボード」は外国人や聴覚障害者、発達障害者、知的障害者などの利用者向けで、保安検査場での検査内容の内容説明や、ピクトグラムでの指さしを用いた意思疎通を実現します。

空港予習冊子は特に発達障害や知的障害の特性のある子ども向けに用意されており、鉄道やバスなどで空港に到着してから、搭乗・降機するまでの全行程が事前に学習できます。

なお、「問い合わせシート」と「支援ボード」は、日本語、英語、中国語、韓国語、空港予習冊子は日本語で用意されています。

期日: 2019/05/30から
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