愛知県は2012年5月25日に、2011(平成23)年度の県営名古屋空港の利用状況を発表しました。
概要は、コミューター路線が大幅に減少し着陸回数が前年度比90.5%となり、コミューター旅客数も317,684人と前年度比78.9%に減少しています。国際ビジネス機の飛来機数は65機で、これも前年度比94.2%と減少しています。
資料によると、定期コミューターの着陸回数は全体の約1割で、残り9割は自衛隊機と定期便以外の民間機が半分ずつ分け合っています。また、ジェイ・エアが撤退して、フジドリームエアラインズが就航していますが、路線によっては搭乗率が5割台、4割台と振るわないところもあるようです。
県営名古屋空港は旧名古屋空港、小牧飛行場のことで、2005年2月に中部国際空港が開港してからは、航空自衛隊と航空機使用事業会社、三菱重工業などが主に使用し、空港としての機能は大幅に縮小しています。