ブリティッシュ・エアウェイズは同社100周年を記念し、「BAマジック 100キャンペーン」の一環として、100の良い行いをするコミットメントを掲げています。これに伴い、2019年6月3日(月)、元イギリス空軍(RAF)パイロットで96歳のフランク・デルさんが再びコクピットを訪れた様子を捉えた動画を公開しています。
デルさんは1923年生まれ、サセックス海岸沿いで育ち、1941年にイギリス空軍に従軍しました。空軍大尉となり、第二次世界大戦中はドイツ上空で6年間に渡りデ・ハビランド モスキートの運航を担い、幸い大戦を乗り越えて家族を設け、1946年から1976年までの約30年間、前身であるブリティッシュ・ヨーロピアン・エアウェイズとブリティッシュ・エアウェイズで勤務しました。
引退後、息子の住むオーストラリアに移住し、妻のイザベルさんが亡くなった後、シドニーのブパ・ケアホームに移り住みました。デルさんにとって、飛ぶことが人生の大部分を占めており、このケアホームで、多くの興味深い話をしていたことから、マネージャーのリバ・ハッチャーさんがブリティッシュ・エアウェイズに連絡し、今回のBAマジックが実現しました。
公開された動画では、昔の航空機やパンフレットなど、当時を懐かしむアイテムや、デルさんが身支度をして、シドニー空港で777に乗務するパイロットに面会、30年以上ぶりの操縦室で過去と現在を比較する会話など、BAマジックで心満たされる様子が映しだされています。
■96-year old WWII Veteran gets back in the cockpit with BA Magic.