海自、硫黄島周辺で実機雷処分訓練 日米共同の掃海特別訓練も初実施

海自、硫黄島周辺で実機雷処分訓練 日米共同の掃海特別訓練も初実施

ニュース画像 1枚目:掃海母艦 うらが MST-463
© 海上自衛隊
掃海母艦 うらが MST-463

海上自衛隊は2019年6月15日(土)から6月24日(月)までの期間、硫黄島周辺海域で令和元年度実機雷処分訓練と、アメリカ海軍と共同で掃海特別訓練を実施します。訓練期間中は機雷掃海、機雷掃討、水中処分員による機雷処分などが実施されます。

訓練は実任務に即応できる経験者層の拡充を図ること、装備武器などの能力の確認に加え、アメリカ海軍との連携強化と相互理解の深化を図ることが目的です。海自による実機雷処分訓練は1972年から継続的に実施されており、今回で47回目です。また、アメリカ海軍との掃海特別訓練は今回が初めてです。

訓練には海上自衛隊から約500名の部隊が参加するほか、掃海母艦「うらが(MST-463)」、掃海艦「あわじ(MSO-304)」、「ひらど(MSO-305)」、掃海艇「はつしま(MSC-606)」、「つのしま(MSC-683)」、「なおしま(MSC-684)」、「とよしま(MSC-685)」、「あおしま (MSC-689)」の計8隻の艦艇が参加します。また、アメリカ海軍から水中処分員6名が参加します。

なお、「うらが」には搭載機はないものの、着艦スペースが設けられており、MH-53Eの着艦、補給設備が備えられています。

期日: 2019/06/15 〜 2019/06/24
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