沖縄県浦添市の浦西中学校にCH-53Eの部品落下 人的被害なし

沖縄県浦添市の浦西中学校にCH-53Eの部品落下 人的被害なし

ニュース画像 1枚目:CH-53Eスーパースタリオン
© U.S. Marine Corps photos by Staff Sgt. Donald Holbert
CH-53Eスーパースタリオン

沖縄県浦添市に所在する浦西中学校のテニスコートに2019年6月4日(火)、アメリカ軍機の部品が落下する事案が発生しました。この落下による人的被害はありません。

この事案は6月4日(火)15時35分ごろ、浦西中学校のテニスコートに、CH-53Eスーパースタリオンのブレードテープの一部が落下したものです。ブレードテープは、ヘリコプターのブレード前縁の保護を目的としたゴム製テープです。

アメリカ軍は落下したブレードテープの一部は、CH-53Eのもので、人身や財産に影響しないと説明しています。また、このブレードテープはCH-53Eをはじめ、MV-22B、AH-1Z、UH-1Yにも使用されています。

今回の事案を受け、沖縄県のキャンプ・フォスターに所在する第1海兵航空団は、ブレードテープが使用されている全ての航空機を検査し、劣化が見つかった場合は取り除く、または取り換える方針です。

防衛省は事案の発生を受け、現地に職員を派遣し、事実関係を確認、関係自治体へ情報を提供しています。またアメリカ側に対し、改めて点検と整備、安全管理の徹底、再発防止策の実施について申し入れました。

期日: 2019/06/04
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