関西エアポートは2019年6月10日(月)、日本の空港で初めて医薬品航空輸送品質認証制度「CEIV Pharma」をコミュニティで認証取得したと発表しました。
「CEIV Pharma」は、国際航空運送協会(IATA)が策定した、医薬品温度管理輸送の品質認証プログラムで、医薬品貨物の航空輸送で高い輸送品質を保ったサプライチェーンを構築するためのガイドラインです。
関西エアポートは「医薬品貨物取扱の高品質化」の取り組みとして、認証の共同取得に向けて「KIX Pharma コミュニティ」を2017年8月に設立していました。参加企業は日航関西エアカーゴ・システムや郵船ロジスティクス、阪急阪神エクスプレスなどです。
「CEIV Pharma」の認証取得により、関西国際空港で医薬品貨物を取り扱うサプライチェーン全体の品質が向上し、より安全で高品質な医薬品輸送の提供が可能になります。関西エアポートは引き続き、関係事業者と関西国際空港での医薬品貨物取り扱いの高品質化を進めていく方針です。
■KIX Pharmaコミュニティ参加企業 ・CKTS (関西エアポートグループ) ・日航関西エアカーゴ・システム ・阪急阪神エクスプレス ・ボロレ・ロジスティクス ジャパン ・三菱倉庫 ・郵船ロジスティクス