三菱日立パワーシステムズ、3万kW級ガスタービン発電設備を3台受注

三菱日立パワーシステムズ、3万kW級ガスタービン発電設備を3台受注

三菱日立パワーシステムズグループでアメリカに本社を置くPWパワーシステムズ(PWPS)は2019年6月14日(金)、航空転用型パッケージタイプの3万キロワット級ガスタービン発電設備「FT8 MOBILEPAC」を3台受注しました。この「FT8 MOBILEPAC」は、現地の精密機械販売大手のARGを通じ、プエルトリコ電力庁に納入されます。

プエルトリコでは、2017年の暴風雨被害で発送電網が大きく破壊されており、現在も停電など電力不足問題を抱えています。「FT8 MOBILEPAC」は、移動可能なコンパクトユニットモデルとなっているため、輸送や設置が迅速にでき、短時間で起動できます。

この設備導入で、プエルトリコでの電力不足問題の緩和に向けた移動型補助電源として、同地域の早期復興に貢献します。PWPSは、世界の50を超える国と地域に2,000台以上の発電用・機械駆動用ガスタービンを供給した実績があり、3台のユニット納入後、技術者を派遣して運用を支援します。

期日: 2019/06/14
メニューを開く