アジア太平洋地域におけるA330neoのローンチカスタマーであるエアアジアは2019年6月17日(月)、パリ・エアショー2019でこの機材をお披露目しました。
このA330neoは2機種あるうちのA330-900で、7月からバンコクのドンムアン空港を拠点に、エアアジア・グループの長距離格安航空会社(LCC)のタイ・エアアジア・エックスが運航する予定で、オーストラリア、日本、韓国などの主要マーケットの路線拡大と成長を促します。
機内仕様は、ビジネス12席、エコノミー365席、計377席を搭載しています。エアアジア・グループはA330neoを66機、エアバスに発注しており、アバロンとのリース契約で2019年中に2機を導入する予定です。搭載しているトレント7000エンジン、A350XWBの技術から導入されたシャークレットで、騒音を抑え、機内での快適性が高められています。
タイ・エアアジア・エックスのナダ・ブラナシリCEOは、A330neoはヨーロッパやアメリカなどへの直行便も可能となるなど、新たなデスティネーションへの可能性を提供してくれ、その拡大した航続距離と運用効率によって提供される機会を最大限活用していきたいとコメントしています。