ロシアTu-95爆撃機が領空侵犯、南大東島と八丈島付近で1日2件

ロシアTu-95爆撃機が領空侵犯、南大東島と八丈島付近で1日2件

ニュース画像 1枚目:領空侵犯対象の1機目
© 防衛省
領空侵犯対象の1機目

防衛省は2019年6月20日(木)、ロシア機による領空侵犯が発生したと公表しました。同日に2件発生しており、いずれも航空自衛隊の戦闘機を緊急発進させ、対応しています。ロシア機の領空侵犯は2015年9月以来、およそ4年ぶりの事案です。

1件目は、南大東島の領海上空で8時53分32秒から8時56分18秒に発生し、南大東島方面の西側から侵入し、北大東島の西側方向から退去しました。

2件目は、八丈島の領海上空で1機が本州と八丈島の領海を抜ける形で飛行する中、もう1機が八丈島の北西側から侵入し、そのまま飛行し北側付近で退去しました。いずれも空自が通告・警告を実施しています。

防衛省が公開した画像によると、尾翼のビューロナンバーは明確に確認できませんが、発表ではTu-95爆撃機とされています。

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