シンガポール航空、チャイルドミールや特別食拡充など機内サービスを充実

シンガポール航空、チャイルドミールや特別食拡充など機内サービスを充実

ニュース画像 1枚目:スイート・ファーストでのサービス イメージ
© Singapore Airlines
スイート・ファーストでのサービス イメージ

シンガポール航空は、同社イベント「World Gourmet Forum(ワールドグルメフォーラム)」で、機内サービスで新たな取り組みを始めています。2018年末からスイート・ファーストクラス、ビジネスクラスで機内食の事前予約を開始し、2019年5月からプレミアムエコノミーでもすべてのメニューを事前予約できるようになりました。

チャイルドミールは、6月のシンガポール出発便から、アジア、西洋、ベジタリアンの各料理から1つ選べるサービスを開始し、8月からその他のフライトでも予約受付を開始します。今後は、利用者からの要望に応え、インディアン・ベジタリアンミールとムスリムミールの種類を拡充する予定です。

スイート・ファーストクラスとビジネスクラスでは、世界で最多となる47種類のブルゴーニュワインを18カ月のローテーションで提供します。

さらに近年は、健康意識の高い旅行者が増加していること、降機後すぐに活動できる要望を受け、ライトな食事の開発に取り組んでおり、9月からスイート・ファーストとビジネスの上級クラスで提供します。

このほか、AIや機械学習などのテクノロジーを活用し、搭乗客の食事の消費傾向のデータを収集、分析し、世界的な課題となっているフードロスにも取り組みます。9月には全面的に紙製ストローと木製マドラーに切り替え、子供用のおもちゃに使用しているプラスチック製の袋を紙製に変更するなど、プラスチック削減にも取り組みます。

シンガポール航空は、環境の持続可能性や地元農家を支援する取り組みとして、地元農家から機内食で使用する食材を仕入れ、持続可能な食料の調達にも配慮します。

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