機内で最も再生された映画は「ボヘミアン・ラプソディ」

機内で最も再生された映画は「ボヘミアン・ラプソディ」

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© ニュージーランド航空
ニュージーランド航空 787-10

ニュージーランド航空は2019年6月28日(金)、2018年7月から2019年6月までの顧客データの調査結果を発表しました。カーボンオフセット、Wi-Fi接続、人気の飲み物や食事など、様々な側面からの調査です。

ニュージーランド航空は「FlyNeutralプログラム」を通じ、カーボン・ニュートラルな旅行を提供しており、過去1年間は前年同期比34.5%増となる174,400回以上の旅行で、5万トン相当のカーボン・オフセットに寄与しました。旅行におけるカーボン・オフセットの割合は、ニュージーランドが4.6%に対し、オーストラリアが4.2%、カナダは6%、アメリカが7.2%、イギリスが9.7%で、最も遠い地であるイギリスからニュージーランドを訪れる旅行者が最もカーボン・オフセットの可能性が高いことが分かりました。

このほか、機内食はチキンよりビーフが好まれ、「ニュージーランド産仔牛すね肉の煮込み、キャラメリゼオニオン添え」がエコノミーで一番人気になり、機内で最も再生された映画が「ボヘミアン・ラプソディ」でした。

また無料の機内Wi-Fiの接続時間は累計数千時間で、最もWi-Fi接続量が多かったのは、クライストチャーチでイスラム教のモスクを狙った銃乱射テロが起きた3月15日(金)のロンドン発ロサンゼルス行きNZ1便だったことなどが明らかにされています。

ニュージーランド航空は新たに導入する長距離用機材における顧客体験の設計に向け、機内経験のあらゆる側面を詳細に調べ、フィードバックに耳を傾け、顧客が望むサービス提供を目指しています。ニュージーランド航空は2019年5月に、777-200の更新で8機の787-10購入を発表しており、新しいビジネス・プレミア、プレミアム・エコノミー、エコノミーを搭載した初号機は2022年後半に納入を予定しています。

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