エアバス、中国南方航空に初めてのA350-900を納入

エアバス、中国南方航空に初めてのA350-900を納入

ニュース画像 1枚目:中国南方航空のA350初号機
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中国南方航空のA350初号機

エアバスは2019年6月28日(金)、中国南方航空に初めてのA350-900を納入しました。この機体は製造番号(msn)「318」、機体番号(レジ)は「B-308T」で登録されています。中国南方航空ではA350-900を20機発注しています。

中国南方航空のA350-900は、ビジネス28席、プレミアムエコノミー24席、エコノミー262席、計314席の3クラス仕様です。この機材は当面、中国国内線で運航されたのち、国際線に投入される予定です。同社は現在、エアバス製機材を最も多く保有する航空会社の1つで、A320ファミリー282機、A330ファミリー48機、A380の5機を含め、計335機を運航しています。

A350 XWBは最新の空力設計、炭素繊維素材を使った胴体と主翼、低燃費を実現したロールスロイスのトレントエンジンを搭載し、燃費と排出ガスを25%削減を実現したほか、メンテナンスコストを大幅に削減しています。なお、A350 XWBファミリーは2019年5月末で、51の顧客から893機の受注を獲得しています。

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