中日本航空、運搬作業中に資機材包むカバーを落下 小松市の山中で

中日本航空、運搬作業中に資機材包むカバーを落下 小松市の山中で

中日本航空が運航していたベル204B-2、機体記号(レジ)「JA9478」が2019年7月16日(火)、北陸電力の吉野谷線鉄塔建替工事の運搬作業中に資機材を包むカバーを落下させました。国土交通省航空局は、この事案を重大インシデントに認定し、運輸安全委員会が原因を調査します。

この事案は、「JA9478」が14時30分ごろ石川県小松市池城町地内の山中で運搬作業中に、吊り荷の落下防止のために両端を包んでいたカバーが山中に落下したものです。カバーは、コンテナーバックで大きさは縦横共に1,100ミリメートル、重さ1.8キログラムです。すでに山中で落下物を発見しており、現場調査でけが人や設備の損壊などがないことが確認されています。

中日本航空は運輸安全委員会の調査に協力すると同時に、自社で原因究明と再発防止策を徹底し、安全運航に努める方針です。また、北陸電力、中日本航空の両社は工事の地元に対し、「多大なるご迷惑、ご心配をおかけしており誠に申し訳ございません」と陳謝しています。

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