USSミッドウェイ博物館で、ミッドウェイ海戦70周年記念式典を開催

USSミッドウェイ博物館で、ミッドウェイ海戦70周年記念式典を開催

アメリカ海軍は2012年6月2日、カリフォルニア州サンディエゴのUSSミッドウェイ博物館で、ミッドウェイ海戦70周年記念式典を開催しました。式典には現役、退役軍人やその家族などが参加しました。

ミッドウェイ海戦は1942年6月4日から7日にかけて、太平洋上ハワイの西北にあるミッドウェイ諸島近海で、日本海軍とアメリカ海軍が激突した海戦です。戦力的には日本海軍が勝っていたものの、暗号解読で待ち伏せるアメリカに正規空母4隻を撃沈され、日本は惨敗を喫しました。それ以来、戦争の形勢はアメリカ軍が優勢となり、太平洋戦争の転換点とされています。

式典に参加したマーク・ファーガソン海軍作戦副部長は「形勢の悪いときこそ、ミッドウェイを思い出そう」とスピーチし、今後アジア・太平洋方面の安定がアメリカの国益にかない、日本やオーストラリアなどの同盟国とのパートナーシップが大切であるとしています。

USSミッドウェイはこの海戦にちなんで命名され、退役後はサンディエゴで航空博物館として使われています。

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