ロールス・ロイス、ドイツでハイブリッド電気推進の研究開発を強化

ロールス・ロイス、ドイツでハイブリッド電気推進の研究開発を強化

ニュース画像 1枚目:ロールス・ロイス、EVTOL イメージ
© Rolls-Royce
ロールス・ロイス、EVTOL イメージ

ロールス・ロイスは2019年7月8日(月)、ドイツのブランデンブルクでハイブリッド電気推進の研究開発を強化すると発表しました。

この取り組みは、ブランデンブルク工科大学のコトブスゼンフテンベルク校との協力に基づき、ブランデンブルクにハイブリッド電気推進拠点を作り、電動化のエコシステムを構築します。400キロワットから1,000キロワットのハイブリッド電気推進システムの開発を計画しており、詳細は2019年末までに合意予定です。

ロールス・ロイスは、増加する航空旅行需要への対応と、二酸化炭素削減を両立するため、ガスタービンエンジンの燃費向上や航空機の電動化など、環境にやさしい技術の開発を進めています。

航空機の電動化は、電動垂直離着陸機(EVTOL)や一般の航空機など、小規模交通プラットフォームへの幅広い用途が可能な、ハイブリッド推進システムの地上試験に成功しているほか、イギリス政府の支援を受け、全電動化航空機の実現に向けた電動化の能力開発を進めています。

なお、このプログラムはブランデンブルク州とロールス・ロイスによる6年間の共同出資プログラムとなる予定で、各種の認可を得てから正式発表となります。

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