輸送艦「しもきた」、釧路市で総合訓練に参加 ドクターヘリの発着艦など

輸送艦「しもきた」、釧路市で総合訓練に参加 ドクターヘリの発着艦など

ニュース画像 1枚目:ドクターヘリが着艦
© 海上自衛隊 自衛艦隊
ドクターヘリが着艦

海上自衛隊の輸送艦「しもきた(LST-4002)」は2019年7月12日(金)、北海道釧路市主催の防災総合訓練に参加しました。訓練ではBK117C-2ドクターヘリの艦上発着艦や、孤立住民の海路輸送などが実施され、釧路市と意思疎通を図っています。

海上自衛隊の大湊地方総監部と釧路市が、寒冷地訓練などの実施に関する協定を7月5日(金)に締結して以来、初めて実施された訓練です。この協定では、災害発生時の被災住民の救助、支援活動を海上から円滑に進めるための訓練について、訓練の種類や期間などについて取り決めを行っています。

訓練に参加した輸送艦「しもきた」は、第1輸送隊所属のおおすみ型輸送艦の2番艦で、呉基地の第1輸送隊所属です。自衛隊のヘリコプターを搭載、輸送、運用ができる8,900トンの輸送艦で、これまでにアメリカ海兵隊のMV-22Bが離発着しています。また、「平成30年7月豪雨」では、艦内に特設風呂を設置し、被災者に開放しています。

期日: 2019/07/12
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