ルクセンブルクの航空機リース・MRO会社ヴァル・エアは2019年8月19日(月)、オーストラリアのカンタス航空と、旅客機から貨物機に改修したA321P2Fのリースについて基本合意書(LOI)を締結したと発表しました。
貨物機に転用される機体は、製造番号(msn)「835」で、2018年10月までトルコのオヌール・エアで機体番号(レジ)「TC-OBJ」として運航されていました。カンタス航空は、A321を貨物機として運用する世界で初めての航空会社となり、カンタスフレートが運航します。
カンタス航空は8月10日(土)、オーストラリア郵便公社と国内線、国際線における航空貨物運送契約の拡大を締結、発表しています。A321P2Fは、既存の737貨物機と比較し、約50%となる9トン分の容積を追加で提供します。なお、A321P2Fの1機目は、2020年10月に投入される予定で、最大3機が導入される予定です。