日本航空(JAL)の貨物部門のJALカーゴは、2019年度下期搭載分の国内貨物運賃を設定しました。対象期間は、2019年10月1日(火)から2020年3月31日(火)までです。
下期から、これまで区間毎に設定していた運賃を廃止し、「ZONE運賃」を導入します。「ZONE運賃」は、就航する全空港を16のエリアに分類し、各ZONEの組み合わせで算出します。また、12月1日(日)から12月29日(日)の期間は年末繁忙期運賃を設定し、通常期より10%増の運賃が設定されています。
JALグループは今後、運賃設定を統一し、日本トランスオーシャン航空(JTA)と琉球エアーコミューター(RAC)も含め、貨物搭載を実施している全路線を対象とします。さらに、JTAとRACに限定していた特定品目割引運賃のほか、沖縄県内路線、日本エアコミューター(JAC)、RACを除き、年末年始の一定期間に設定していた割引運賃を廃止します。
そのほか、業務効率化の一環として、地上運送取次は9月30日(月)の引き渡しをもって廃止し、10月からの通信扱料は消費税率変更に伴い、1件あたり55円となります。