エティハド航空、アブダビ空港で日本企業の自律走行型車椅子を試験導入

エティハド航空、アブダビ空港で日本企業の自律走行型車椅子を試験導入

ニュース画像 1枚目:イベントでの様子
© Etihad Aviation Group
イベントでの様子

エティハド航空は2019年9月、アブダビ国際空港で自律走行型の車椅子の試験導入を開始したと発表しました。エティハド航空とアブダビ国際空港、パーソナルモビリティの生産・販売サービスを行う日本企業「WHILL」、情報技術サービスを提供する「SITA」が協力します。

WHILLの自律走行ドライブシステム(Autonomous Drive System)により稼働する車椅子で、運動機能に制限のある空港利用者はスタッフの手助けなしに、空港内を移動することができます。利用者には、自律走行型車椅子による自由な移動、または従来の専用スタッフによるサポートの2つの選択肢が提供されます。

導入試験は2019年末までが予定されており、自律走行を促進するための空港環境におけるマッピング作業などを行います。障害物を避けるためのセンサーと自動停止機能を特徴とするこの車椅子の導入は、中東地域の航空会社また空港として初めての取り組みです。

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