ロシア海軍黒海艦隊のアドミラル・グリゴロヴィチ級フリゲート「アドミラル・マカロフ」が地中海で演習を実施し、搭載しているKa-27PS捜索救難ヘリコプターが偵察、捜索、救難の訓練を行いました。
アドミラル・グリゴロヴィチ級フリゲートは2016年に就役し、6隻が建造予定の最新鋭のフリゲートです。満載排水量4,035トン、全長124.8メートル、速力32ノット、主兵装は100ミリ単装速射砲1基、30ミリCIWS2基、12連奏VLS2基、8連奏VLS1基、対潜ロケット砲1基、連装魚雷発射管2基、艦載ヘリ1機です。「アドミラル・マカロフ」は2017年12月に就役しました。
Ka-27ヘリックスはソ連のカモフ設計局が開発した二重反転式ローターのヘリコプターです。1973年12月に初飛行しました。対潜哨戒型、捜索救難型、民間型が使用されています。日本ではアカギヘリコプターで、民間型のKa-32A11BC使用されています。