シコルスキー、新型戦闘捜索救難ヘリHH-60Wをセレモニーで展示

シコルスキー、新型戦闘捜索救難ヘリHH-60Wをセレモニーで展示

ニュース画像 1枚目:HH-60W
© Sikorsky, Lockheed Martin
HH-60W

シコルスキーは2019年10月11日(金)、フロリダ州ウェストパームビーチの開発飛行センターでアメリカ空軍の司令官や将軍が参列した式典で、新型の戦闘捜索救難ヘリコプターHH-60Wを展示しました。

アメリカ空軍は、現用のHH-60Gの代替に113機の戦闘捜索救難ヘリコプターを必要としています。HH-60WはHH-60Gと比べ2倍の燃料を搭載、航続距離が延長され、メインローターの複合材化、キャビンの構造強化、高温の場所でも安定した出力のエンジンを搭載、各種の警報装置を充実し、より厳しい環境でも戦闘救難任務に対処できるヘリコプターです。

HH-60Wは2019年9月24日(火)、アメリカ空軍から初期低率生産の認可を獲得しています。すでにウェストパームビーチのシコルスキー施設では4機の試験機がアメリカ空軍の性能、飛行負荷調査試験を経て、150時間以上にわたるエンベロープ拡張のフライトを実施しています。計画では、2020年にHH-60Wを使用し、200名の搭乗員と整備員を訓練し、2021年の配備を目指しています。

期日: 2019/10/11
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