エアバスによる最新の航空機市場予測、新造機需要は39,210機

エアバスによる最新の航空機市場予測、新造機需要は39,210機

ニュース画像 1枚目:エアバス各機種
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エアバス各機種

エアバスは2019年9月18日(水)、最新の航空機市場予測「グローバル・マーケット・フォーカスト2019-2038」を発表しました。今後20年間で39,000機超の新造機需要があると予測しています。

これによると、今後20年間の航空交通量は年間で4.3%の成長をし、世界で運航される航空機は現在の約23,000機から約48,000機に増加し、これにより今後はパイロット55万人、整備士64万人が必要です。

2038年に予測される、世界の航空機数47,680機のうち、39,210機が新造機で、8,470機が既存機です。この内訳は、小型機29,720機、中型機5,370機、大型機4,120機です。このうち25,000機が成長による需要で、14,210機が経年機の入れ替え需要です。

エアバスは航空機の分類をキャパシティや航続距離、運航路線の種類で分け、小型機はA220ファミリーやA320ファミリー、中型機は長距離飛行用のA321LR、XLRやA330、A330neoファミリー、大型機はA330neoファミリー、A350XWB、A350 ULR、A380としています。

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