総合旅行プラットフォーム「エアトリ」を運営するエアトリは2019年10月18日(金)、「シートマップの幼児マーク」に関するアンケートの調査結果を発表しました。この調査は、20代から70代の男女1,240名に対し、10月10日(木)から10月14日(月・祝)までインターネットで調査した結果をまとめたものです。
これによると、飛行機に乗った際、近くの席で赤ちゃんや幼児が泣いたり騒いだりされた経験がある方は約9割でしたが、迷惑だと感じる割合は、子持ちでは46.5%、子どもなしでは61.7%と差がつきました。
また、一部の航空会社で導入されている座席指定時の「幼児マーク」表示については、賛成する割合は子どもなしが77.4%、0歳から3歳までの子持ちは91.0%となった一方、4歳以上の子持ちでは70.3%と一番低くなっており、「反対」の理由の大半が「子供が泣くのは当たり前、差別すべきではない」という意見でした。また、子供がいると分かることで犯罪を誘発する危険性を危惧した意見も挙がっています。
0歳から3歳までの子持ちを除く利用者からは、座席指定時に「幼児マーク」が表示されていた場合、43.5%が「避ける」、41.0%が「時々で異なる」となっており、約85%の人が避ける可能性を示唆しました。0歳から3歳までの子持ちでは、子連れの時は「避けない」が一番多く56.8%ですが、子連れでないときは35.8%が「避ける」、38.8%が「時々で異なる」となり、子連れの際は、むしろ同じ子連れの人のそばに座りたいと考えている方が多いという結果となりました。