ノラトラ、フランス空軍士官学校の上空でパラシュート降下

ノラトラ、フランス空軍士官学校の上空でパラシュート降下

ニュース画像 1枚目:ノラトラ2501「62-S1」
© Guillaume LECOMTE / Armée de l'air
ノラトラ2501「62-S1」

サロン・ド・プロバンス空軍基地に所在するフランス空軍士官学校の上空を2019年10月11日(金)、ノラトラ2501「62-S1」からパラシュートジャンプが行われました。

フランス国営の航空機製造会社のノールが開発したレシプロ双発輸送機のノラトラ2501「62-S1」は、現在は飛行可能な唯一の機体です。1949年9月に初飛行し、1961年までにフランスと西ドイツで425機製造されました。諸元は最大速度440キロメートル、航続距離2,450キロメートル、人員45名です。

フランスのほか、ドイツやポルトガルなどのヨーロッパやアフリカ、イスラエルなどで1998年頃まで使用されていました。貨物輸送と空挺隊員の輸送に多用され、スエズ動乱やアルジェリア戦争、キプロス紛争などで使用されました。

期日: 2019/10/11
メニューを開く