成田国際空港(NAA)は2019年10月24日(木)、4月から9月までの2019年上期の運用状況を発表しました。これによると、航空機発着回数など複数の項目で、開港以来の最高値を更新しています。
航空機発着回数は、国際、国内線ともに旅客便が好調だったことから、前年同期比5%増の135,126回と8年連続で開港以来の最高値を記録しました。
このうち国際線は、旅客便の韓国、欧州、中国路線の新規就航や増便で3%増の92,662回で過去最高を更新したほか、国際線発着回数全体も4%増の106,504回で5年連続で開港以来最高となっています。国内線も長崎、高知、下地島、庄内線の新規就航に加え、新千歳、名古屋(セントレア)、広島、仙台線などの増便で2017年度以来の最高値を更新し、国内線全体も10%増の28,622回で、2017年度以来の最高値を記録しました。
航空旅客数は、全体で4%増の2,260万7,805人で、5年連続で開港以来の最高値となりました。このうち国際線は、日本人旅客数が4%増の748万6,175人で4年連続で前年を上回り、外国人旅客数も2%増で920万4,223人と6年連続で開港以来の最高値を更新しました。国際線旅客全体は3%増の1,862万840人と、2年連続で開港以来の最高値でした。
また、国内線も、格安航空会社(LCC)による新規就航や増便などで、10%増の398万6,965人と、2017年度以来の最高値を更新しています。