フランス空軍のミラージュ2000-5は2019年10月22日(火)、1999年の運用開始から20周年を迎えました。これを記念し、第116リュクスイユ・サン・ソヴェール空軍基地で式典が行われました。
ミラージュ2000-5は全幅約9.1メートル、全長約14.3メートル、最高速度マッハ2.2、航続距離1,480キロメートルです。グラスコクピット化と新型レーダー、空対空ミサイル「MICA」の運用能力を備えたマルチロール機です。ラファールの配備が遅れている間、そのつなぎとして37機が改修され、フランス空軍に配備されました。
現在、第2戦闘航空群第1戦闘飛行隊「シゴーニュ」と第11戦闘航空団第3戦闘飛行隊「コルス」で運用されています。24時間アラート任務に就き、2020年の夏にはエストニアで「北大西洋条約機構(NATO)によるバルト三国の領空警備」に就く予定です。