フランス空軍、フランス領ポリネシアで「マララ演習」を実施

フランス空軍、フランス領ポリネシアで「マララ演習」を実施

ニュース画像 1枚目:CN-235輸送機
© Cindy Luu / FAPF
CN-235輸送機

フランス領ポリネシア駐屯フランス軍は2019年10月19日(土)から、フランス領ポリネシアで災害救助訓練「マララ演習」を実施しました。

演習は、タヒチから約450キロメートルにある、ランギロア環礁がサイクロンで破壊された想定で実施されました。空軍のCN-235輸送機が第25F海軍航空隊の要員を乗せ、ファアア国際空港から飛び立ち、ランギロア環礁を上空から偵察し、状況を共同作戦センター(JOC)に報告、救援物資や人員の輸送で、タヒチとランギロア環礁を1日に複数回にわたり往復しました。

タヒチとランギロア環礁は、船で24時間かかりますが、CN-235では1時間15分でアクセスできるため、迅速な救援活動に航空機は必要不可欠です。演習では医療従事者の派遣、海軍のヘリコプタードーファンへの給油も実施しています。

ポリネシアは10月から4月にかけて、ハリケーンシーズンにあたり、万一の事態に備える「マララ演習」は必要不可欠な訓練となっています。

期日: 2019/10/19 〜 2019/10/25
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