大韓航空、機内喫煙者は到着後に警察に引き渡し 電子タバコも対象

大韓航空、機内喫煙者は到着後に警察に引き渡し 電子タバコも対象

ニュース画像 1枚目:大韓航空 イメージ
© Boeing
大韓航空 イメージ

大韓航空は2019年10月29日(火)、機内喫煙撲滅を目指し断固とした対応を開始すると発表しました。機内喫煙をした搭乗者は目的地に到着後にすぐに現地の警察に引き渡されます。

なお、喫煙には電子タバコも含まれます。大韓航空は機内における電子タバコに関する規定を再度乗務員に徹底し、様々な種類の電子タバコを見分け、この規定を破った搭乗者に適切で断固たる対応を取るように訓練を行っています。

機内での喫煙は火災リスクがあることから法律で禁止されており、他の乗客に迷惑にもなるほか、機内空気フィルターの消耗につながります。大韓航空では機内喫煙件数は年々減少していますが、機内での電子タバコの利用は年々増加しています。2018年の機内喫煙における電子タバコ率は34%だったのに対し、2019年は54%に増加しており、座席での利用も多く見られるようになっています。

韓国では2008年に機内での電子タバコ利用が禁止されました。機内への持ち込みはできますが、充電したり、喫煙することはできません。機内喫煙が見つかった際には、罰金が課されます。

大韓航空は航空機の安全と搭乗者の健康のため、禁煙への協力を搭乗者に呼びかけています。

メニューを開く