イギリス空軍、ポセイドンMRA Mk.1初号機を受領

イギリス空軍、ポセイドンMRA Mk.1初号機を受領

ニュース画像 1枚目:ポセイドンMRA Mk.1
© RAF
ポセイドンMRA Mk.1

イギリス空軍(RAF)は2019年10月31日(木)、ポセイドンMRA Mk.1哨戒機の1号機を受領しました。RAFは9機のポセイドンを30億ポンドで導入し、イギリスや北大西洋条約機構(NATO)の北大西洋での抑止力を高めます。ポセイドンはシアトルでのセレモニーの後、フロリダ州ジャクソンビル海軍航空基地に移動、RAFの乗員訓練を開始します。

ポセイドンMRA Mk.1は、高高度と低高度で長時間の哨戒ミッションを行い、最先端のセンサーで海上と海中を監視でき、ソノブイを最大129個搭載できます。武装はAGM-84ハープーンとMk 54魚雷で艦船と潜水艦に対して攻撃が可能です。

RAFでは対潜哨戒機ニムロッドが2011年に退役して以来、哨戒機の飛行隊が復活します。1号機は2020年にスコットランドのロジーマス空軍基地の第120飛行隊に配備され、2021年11月までに9機すべてが納入される予定です。ロジーマス空軍基地ではポセイドンを受け入れるため4億6,000万ポンドを投資し、ポセイドンの受け入れ準備を進めています。

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