イギリス空軍、ポセイドン MRA Mk.1の導入に向け訓練開始

イギリス空軍、ポセイドン MRA Mk.1の導入に向け訓練開始

ニュース画像 1枚目:アメリカ海軍「169348」の前で記念撮影
© Royal Air Force
アメリカ海軍「169348」の前で記念撮影

イギリス空軍(RAF)は2019年1月21日(月)、導入を控えるP-8Aポセイドンの訓練を開始したと公表しました。訓練はアメリカ・フロリダ州のジャクソンビル海軍航空ステーションで実施され、第120飛行隊とポセイドン整備隊が初号機の受領前に必要とされる技量を取得します。

RAFはジャクソンビルの第30哨戒飛行隊(VP-30)などと訓練を経て、イギリスではロジーマス空軍基地で訓練を実施する予定となっています。これによりRAFはP-8Aポセイドンの導入で移行が必要な隊員たち訓練を実施します。研修コースは、各隊員の任務と実情にあわせて調整されますが、完了までおよそ6カ月を予定しています。

RAFの哨戒機は、すでにニムロッドが退役済みですが、この機材更新としてポセイドンを導入します。RAFでの正式名称は「ポセイドン MRA Mk.1」です。ポセイドンMRA Mk.1は、2019年10月にジャクソンビルで飛行を開始し、2020年春にスコットランドに到着する予定です。計9機を導入する計画で、運用開始は2020年後半を見込んでいます。

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