中国人民解放軍陸軍のMi-8輸送ヘリコプターやZ-10攻撃ヘリコプターが、日の出から深夜まで飛行訓練を実施する様子が公開されました。
Mi-8はソビエトのミル設計局が開発した輸送ヘリコプターで、1961年7月に初飛行、約80カ国で運用されています。様々な派生型があり、累計17,000機以上製造され、現在も生産されています。
胴体長18.17メートル、乗員2名、人員32名、最大速度250キロメートル、航続距離480キロメートルです。日本では朝日航洋がMi-8PAを輸入し、運用していたことがあります。また、オウム真理教がMi-8の輸出型Mi-17を日本に輸入し、過去に話題に登りました。
Z-10は、昌河飛機工業(CAIC)が開発した中国初の攻撃専用ヘリコプターです。1990年代にユーロコプターやアグスタウェストランドが開発を支援し、2003年4月に初飛行しました。胴体長12メートル、乗員2名、最大速度270キロメートル、航続距離800キロメートルと言われています。これまで、100機以上が製造されているとみられます。