岐阜かかみがはら航空宇宙博物館「空宙博(そらはく)」では2019年11月30日(土)から2020年1月13日(月・祝)まで、特別企画展「月をめざす 人類の挑戦」が開催されます。期間中はこの企画展に合わせた特別講演会が実施されます。
12月1日(日)には佐賀県立宇宙科学館の渡辺勝巳館長による「宇宙に向かう人類 ~月、その先の宇宙へ~」が実施されます。この講演会では宇宙に挑戦する人類、その流れをたどりながら、これからの宇宙活動が紹介されます。
12月21日(土)には宇宙航空研究開発機構(JAXA)の加藤學名誉教授が、「我が国の月探査の現在と将来、かぐやの成果とSLIMへの期待」と題して講演を行います。周回衛星「かぐや」や小型月着陸実証機SLIMなど日本の月探査の「これまで」と「これから」が紹介されます。
12月22日(日)にはトヨタ自動車の未来プロジェクト室の小池優仁さんによる「月面有人与圧ローバの取り組み」が実施されます。この講演会ではJAXAと開発検討中の月面与圧ローバなど、トヨタ自動車の取り組みが紹介されます。
いずれの講演会も対象は小学校高学年以上で、会場は空宙博1階のシアタールームです。定員は140名で、参加には事前申込が必要です。空宙博のウェブサイトからダウンロードできる申込用紙に必要事項を明記し、ファックスまたはメールで申し込みます。
なお、特別展の期間中は、テーマの月や宇宙に関連する講演会や映画「ファースト・マン」と「アポロ13」の上映、ワークショップ「自分だけの望遠鏡を作って『月』を見てみよう!」なども開催されます。