エア・アラビアとエアバスは2019年11月18日(月)、A320neoファミリー120機の購入について、契約を締結しました。この内訳はA320neoが73機、A321neoが27機、A321XLRが20機です。ドバイで開催されている「ドバイ・エアショー 2019」で、調印式が開催されました。
エア・アラビアは今回の発注について、同社の財務基盤だけでなく効率性やパフォーマンスなどにあわせ採用しているマルチハブ成長戦略を支える機材と説明しています。特にA321neoとA321XLRは、既存のフリートを補完し、新規路線の拡大が可能になります。
単通路機のベストセラーとなっているA320neoファミリーは、A319neo、A320neo、A321neoで構成され、前世代の航空機と比べ、燃費20%、騒音低減50%を実現し、新世代のエンジンやシャークレットなどの最新技術を取り入れています。
A321XLRは、A321LRより長い航続距離に対応し、前世代の競合機より座席あたりの燃費は30%低減できます。この航続距離は最高4,700海里、およそ8,704キロメートルで、A321LRより15%以上長く飛行できます。