アエロフロート・ロシア航空、関西/モスクワ線にA350-900投入へ

アエロフロート・ロシア航空、関西/モスクワ線にA350-900投入へ

ニュース画像 1枚目:アエロフロート・ロシア航空のA350 イメージ
© AIRBUS
アエロフロート・ロシア航空のA350 イメージ

アエロフロート・ロシア航空は2020年6月15日(月)から、関西/モスクワ・シェレメチェヴォ線の就航を発表していますが、使用機材を当初の計画から変更します。すでに発表している計画は、ビジネス34席、エコノミー207席のA330-200ですが、11月21日付けでアップデートしたOAGスケジュールによると、就航時からA350-900に切り替えます。

アエロフロートは2007年6月にA350 XWBを22機、確定契約を締結しています。エアバスが公表している2019年10月末現在の受発注・納入リストによると、アエロフロートはA350-900について14機の製造分を確保しています。

新たなスケジュールによると、関西発は火、水、金、日の週4便は変わらず、機材のみA350-900に変更されています。アエロフロート向けA350-900初号機は、製造番号(msn)「383」がトゥールーズ工場で最終組み立てが進められている状況とみられます。発注機数の変更で、製造枠が確保されていた「242」「253」は組み立てが行われていません。

現在、アエロフロートが申請しているスケジュールでは、A350-900の国際線への投入は関西/モスクワ線が初めてとみられます。

■スケジュール
SU269便 関西 12:45 / 
  モスクワ 17:00 (火、水、金、日)
SU268便 モスクワ 19:00 / 
  関西 11:05(+1)	(月、火、木、土)
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