中国陸軍、マルチタイプヘリコプターが飛行訓練を実施

中国陸軍、マルチタイプヘリコプターが飛行訓練を実施

ニュース画像 1枚目:Z-10攻撃ヘリコプター
© Photo by Wu Xiaofeng
Z-10攻撃ヘリコプター

中国人民解放軍陸軍は2019年11月中旬、第76グループ軍の下で旅団が飛行訓練を実施しました。参加機は、Z-10攻撃ヘリコプター、Z-8多目的ヘリコプター、Mi-171輸送ヘリコプターでした。

Z-10は、昌河飛機工業(CAIC)が開発した中国初の攻撃専用ヘリコプターです。1990年代にユーロコプターやアグスタウェストランドが開発を支援し、2003年4月に初飛行しました。胴体長12メートル、乗員2名、最大速度270キロメートル、航続距離800キロメートルと言われています。これまで、100機以上が製造されたとみられます。

Z-8はフランスのSA321シュペルフルロンをコピーして発展させた大型のヘリコプターです。SA321は1962年初飛行のかなり古い機体ですが、中国では現在も改良型を生産しています。Mi-171はMi-8AMTの輸出型です。基となるMIi-8は1962年に初飛行した歴史あるヘリコプターです。現在も改良型が生産され、ロシアや旧東側諸国、アフリカなどで使用されています。

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