アメリカ空軍は2012年6月18日、アラスカ州で開催されているレッドフラッグ・アラスカ2012合同軍事演習に参加しているオーストラリア空軍についてレポートしています。
オーストラリア空軍は今回の演習に、C-130Jスーパー・ハーキュリーズとE-7AウエッジテイルAEW&C機の2機種の新型機を派遣しています。
C-130Jは在来型のC-130Hとともに参加しており、C-130Hは最後の同演習参加となり新旧交替が進んでいます。
初参加のE-7Aウエッジテイルは新しいAEW&C(空中早期警戒管制)機で、アメリカ空軍のE-3Aや航空自衛隊のE-767のように回転するレーダードームがなく、電子的にスキャンするレーダーを備えています。可動部がないので信頼性が高く、AWACSより巧みにビームを操れるとしています。
なお、今回の発表で「E-7A」とされた機体は、いままでボーイング737AEW&Cと呼ばれていた機体です。