787に望むものは「カプセル型の寝台」-イギリスの調査

787に望むものは「カプセル型の寝台」-イギリスの調査

カタール航空は2012年7月にイギリスで開催されるファンボロー・エアショー2012に同社初の787、おそらく「A7-BCB」を出展、その後ロンドン/ドーハ線に投入する事を発表しています。イギリスのスカイスキャナーがその就航を前に、1000人にドリームライナーに期待することをアンケートしました。

それによると、20%がカプセル型の寝台を希望すると回答、1位になりました。インテリアエクスポ(Aircraft Interiors Expo)で、イギリスのデザイン会社「CONTOUR」がフェラーリ車内をイメージしたコクーンシート「Air Lair(エア・レア)」を披露していますが、こうした希望が多く寄せられると、実現に至りそう。

2位から5位は、現実的な要望が寄せられています。2位には子供用防音区画で18%、3位は子どもが蹴っても動かないキックプルーフ・シートが8%で続きました。さらに、マッサージチェアの8%で、iPadの無料使用が5%と続いています。

また、5位の5%はもう1つあり、エアバスがコンセプトで発表した「透明な床や天井」がランクイン。航空機メーカーは将来の航空機に新たな機能を続々と盛り込み発表していますが、ユーザーの声が高まると開発にも本腰をいれて取り組んでくれそうです。787-8で実現しなくとも、開発されると言われる787-10、あるいはA350XWBなどで実現して欲しいですね。

この記事に関連するニュース
メニューを開く