那覇空港の第2滑走路、2020年3月26日から供用開始

那覇空港の第2滑走路、2020年3月26日から供用開始

ニュース画像 1枚目:那覇空港滑走路増設事業
© 国土交通省
那覇空港滑走路増設事業

国土交通省は2019年11月26日(火)、那覇空港の第2滑走路を2020年3月26日(木)から供用開始すると発表しました。

第2滑走路は、現滑走路から1,310メートル離れた沖合に平行して展開し、全長2,700メートルです。供用を開始すると、回転翼機と深夜発着機を除く滑走路処理容量は年間13.5万回から24万回に拡大します。今後、残りの工事を完成させるとともに、無線施設などの検査、航空法の手続き、航空会社などへ周知します。

現管制塔は新設滑走路に視認障害範囲が発生するため、現滑走路と新滑走路の中間の位置に新管制塔を整備し、管制官の慣熟のため第2滑走路の供用に先立ち、1月15日(水)から新管制塔の運用を開始します。新管制塔は高さ地上88メートルと8階建相当で、国内では羽田の地上高115.7メートルに続く第2位となります。

このほか、ターミナル地域の機能強化として、2020年7月頃にCIQ(税関・出入国管理・検疫)施設の拡張も予定しています。この第2滑走路建設の総事業費は約2,074億円となります。

期日: 2020/03/26から
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