トルコのアトラスグローバル、12月21日まで定期便を運航停止

トルコのアトラスグローバル、12月21日まで定期便を運航停止

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トルコのアトラスグローバルは、2019年11月26日(火)から12月21日(土)まで、一時的に全ての定期便の運航を停止します。これに合わせ、12月16日(月)まで新たな航空券の販売は中止します。運航停止中の航空券については、変更や払い戻しに対応しますが、12月16日(月)に改めて公表される予定です。

アトラスグローバルは、一時的な運航停止の理由について、損失の抑制と再編に伴うものと説明しています。同社の経済的な苦境は2015年から2016年に遡るトルコでのクーデターやテロによる旅行需要の低迷をきっかけとし、2018年下半期の急激なトルコ・リラ安の影響を受けた国内旅行の減少などが要因と説明しています。

こうした需要減による経営悪化は、利益を確保して持ち直しているものの、報道によると、イスタンブール新空港への移転でさらにコストが膨らんでいるとされています。

アトラスグローバルは12月現在、A320-200を1機、A321-200を9機、A330-200を3機保有しており、ウクライナの子会社にもリースで1機を稼働していました。

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