スカンジナビア航空、A350-900初号機を受領

スカンジナビア航空、A350-900初号機を受領

ニュース画像 1枚目:スカンジナビア航空 A350
© AIRBUS
スカンジナビア航空 A350

エアバスは2019年11月28日(木)、スカンジナビア航空(SAS)に初のA350-900を納入しました。SASはA350-900を計8機発注しており、A330/A340ファミリー17機とあわせ、同社の長距離路線を担います。

SASは機材更新を進めており、A320neoファミリーを54機、A350-900をさらに7機導入する予定で、エアバスとの直接購入契約またはリース契約を締結しています。

このA350-900は、ビジネス「SAS Business」が40席、プレミアムエコノミー「SAS Plus」が32席、エコノミー「SAS Go」が228席の計300席を搭載し、モダン、かつ快適性を重視した3クラスの客室構成です。SASの発表によると、A350の長距離路投入は2020年1月28日(火)から、コペンハーゲン/シカゴ線で運用を開始し、北米、アジア路線に展開されます。

A350 XWBは、最新の空力設計、カーボンファイバーを採用した胴体と主翼、燃費効率が高いロールスロイスのトレントXWBエンジンを搭載しています。最新技術の採用で、燃費や温暖化ガス排出を25%削減し、運用効率の向上にもつながっています。さらに、エアバス機を採用している航空会社は、機種の共通性が高いことから、乗務員も短時間で移行訓練を済ますことが可能です。

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