フランス空軍、16機目のA400M配備 初の16トン貨物投下能力

フランス空軍、16機目のA400M配備 初の16トン貨物投下能力

ニュース画像 1枚目:A400M
© Mathilde Défossez / Armée de l'air
A400M

フランス空軍は2019年12月4日(水)、16機目のA400Mを受領し、オルレアン・ブリシー空軍基地の1/61空輸航空団 「トゥーレーヌ」に配備しました。

16機目のA400Mは、16トンの貨物を投下できる初のA400Mです。建設機械などを投下でき、破壊された飛行場に投下し、早期に滑走路の修復にあたることが出来るようになります。

さらに、プローブアンドドローグ方式の空中給油を備えた最初のA400Mでもあり、ラファールやミラージュ2000などの戦闘機やA400Mに給油できます。この機体の導入により、フランス空軍の輸送能力が大幅に向上します。

2019年は、1度の航過飛行で空挺隊員50名を片側のサイドドアから降下したり、ヘリコプターに対する給油テストも実施しました。フランス空軍は2015年からA400Mを運用し、2017年に西インド諸島を襲ったハリケーン「イルマ」では救援物資の輸送で活躍しました。

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